真のレギュラーへ-。広島の中村奨成外野手(26)が本紙の新春インタビューに応じた。昨季はキャリアハイを大きく更新する1…

 真のレギュラーへ-。広島の中村奨成外野手(26)が本紙の新春インタビューに応じた。昨季はキャリアハイを大きく更新する104試合に出場。ようやく殻を破ったかつてのドラ1は「本当の意味で勝負の年」と位置づける26年シーズンの目標とともに、野球人生全体を俯瞰(ふかん)して、お正月にふさわしい大きな夢を語った。

  ◇  ◇

 -あけましておめでとうございます。

 「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」

 -26年はどんな年にしたい?

 「昨年以上の結果を出さないといけないので、ハードルは上がったなと感じています。そこを超えていかないといけない。本当の意味で勝負の年になると思っています」

 -去年の今頃と見ている景色、考えていることも違うのでは?

 「結果を出さないといけない、なんとか食らいつくことが、去年のスタート地点でした。今年もライバルはたくさんいますけど、よりチームを引っ張っていくというところまで見えているので、自覚を持ってやっていきます」

 -チームを引っ張っていく思いが強まった?

 「結果が出たのは昨年だけですが、1番(打者)で出してもらった中、チームはBクラスになって悔しい思いをしました。今年こそ1番としてチームを優勝に導きたいと強く思います」

 -今季、こだわる数字は?

 「最低でも143試合には出たいです。昨年は104試合に出させてもらって試合に出る楽しさを体感しました。その中で今年は143試合フルで出たい思いが強くなりましたね」

 -タイトルへの思いも出てきたのでは?

 「いやぁ~(笑)、でも目の前で小園にすっばらしい数字を見せられているので。ああいう選手になりたいとは思います。でも僕はまだ出てきたばかり。いつかはタイトル争いに入っていける選手になりたいなとは思っています」

 -打率、出塁率とか?

 「打率もいきたい、安打もいきたい、出塁率も。1番打者だったらそこら辺になりますね」

 -野球選手としての最高到達点はどこに置いている?

 「タイトルを取りたい。あとは億プレーヤーになりたいです。一流って言われる選手は億を稼いでいますから。優勝は僕1人が頑張ってできるのならいいですが、こればかりはチームでやることなので。理想は1番打者として毎年キャリアハイの成績を積み上げていって…。そうすれば変わってくるんじゃないかと思います」

 -どんな野球人生設計を立てている?

 「40歳まではやりたいです。40歳までやるってすごいですよ。どこかでケガするかもしれないし、明日事故してしまうかもしれない。そういう世界ですよ」

 -改めて今季への意気込みを。

 「やっぱり優勝したいです。Bクラスが続いていて、『最低でもAクラス』だったら、またBクラスになる。優勝して、日本一にもなって、ファンの皆さんに喜んでもらって、また応援したい、また球場に来たいと思ってもらえるようにまずはしないといけない。その中で個人的な成績もついてくれば万々歳。1番打者で試合に出たいこだわりは強くあるので、143試合フルで出られるようにしたいと思います」

 ◆中村 奨成(なかむら・しょうせい)1999年6月6日生まれ、26歳。広島県出身。181センチ、86キロ。右投げ右打ち。外野手。広陵から17年度ドラフト1位で広島入団。プロ初出場は20年7月26日・DeNA戦。25年は自己最多の104試合に出場して打率.282、9本塁打、33打点。