百万馬力で新人王まで駆け抜ける!阪神ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22)が2日、山口・防府市内の母校、高川学園グ…

百万馬力で新人王まで駆け抜ける!阪神ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22)が2日、山口・防府市内の母校、高川学園グラウンドで自主トレを公開した。今年の目標は「もちろん新人王は狙えるように」と宣言。23年村上頌樹以来、球団史上10人目となる新人王を目指す。すでに内定している主力中心の沖縄・宜野座キャンプから猛アピールし、レギュラーの座をつかみ取る。

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雪が舞うグラウンドで、立石の吐く息が白くなった。中学、高校と6年間を過ごした原点の地。26年の決意を語る目は鋭かった。

「今年次第で自分の野球人生を良くも悪くも変える1年だと思う。いい結果が残せればこれからの野球人生をすごく広く、ポジティブに考えられる。今年1年勝負だなと思っています。もちろん新人王は狙えるように」

新年の誓いはズバリ新人王だった。阪神で新人王獲得なら23年村上頌樹以来、球団10人目。1年目から強烈なインパクトを残せば、一流選手への道が大きく広がる。

昨年末は1週間、沖縄で阪神森下、ロッテ西川らと野球トレーニングジム「Rebase」(リベース)の自主トレに参加。朝9時から夕方6時まで、打撃練習はもちろん、スプリントトレーニングで走りも強化した。1年目での2桁本塁打も掲げるアマNO・1スラッガーは25年パ・リーグ新人王である西川とも濃密な時間を過ごし「なにか吸収しようという前のめりな姿勢は勉強になりました」。新人王のメンタリティーを感じ取った。

家族との時間でエネルギーを充電した。例年、立石家の正月は温泉に行くなど家族だんらんで過ごす。「お母さんの作った瓦そばをよく食べています」と山口名物の母の味は大好物だ。これまではお年玉をもらう側だったが、今年からは違う。「家の給湯器が自動じゃないので、気づいたらお湯があふれちゃったり。そこは早く買ってあげたいなと思います」。実家に自動給湯器をつける計画を明かした。

1年目で定位置奪取に挑む。2月の春季キャンプは主力中心の宜野座からのスタートが内定している。本職の内野に加え、外野も視野に入れる。リーグ優勝した先輩たちの壁は厚いが、遠慮はしない。「大卒でもありますし、余裕こいている時間はない。藤川監督が1軍スタートにしてくれたことに感謝ですし、そのチャンスをつかみたい」。スタートダッシュを決め、ルーキーイヤーを完走する。【村松万里子】

○…立石は地元・山口での声援も力に変える。高川学園のグラウンドで約2時間、キャッチボールなどで汗を流した。「頑張ってきた母校のグラウンドで練習できるのはありがたいですし、楽しくすがすがしくできた」と笑顔。充実の練習初めとなった。入寮と新人合同自主トレが近づく中、「阪神ファンの方が地元にもたくさんいる。周りの方がすごく祝福してくれて喜んでいる姿を見て、改めて帰ってきてよかったなと思います。そういう人のためにも頑張りたい」と意気込んだ。