昨年以上の活躍が期待できそうだ。開業4年目を迎えた上原佑紀調教師(35)=美浦=は、25年のスプリングSをピコチャンブ…
昨年以上の活躍が期待できそうだ。開業4年目を迎えた上原佑紀調教師(35)=美浦=は、25年のスプリングSをピコチャンブラックで制し重賞初制覇。リーディングも97位→43位→34位と着実にステップアップしている。午(うま)年の年男は2日、美浦トレセンで「G1を取りたいし、リーディング上位に行きたいです」と目標を語った。
その実現へ向けて現3歳世代は超強力ラインアップ。昨年末のホープフルSで2着だったフォルテアンジェロ(牡、父フィエールマン)を筆頭に、東京スポーツ杯2歳S3着のライヒスアドラー(牡、父シスキン)、京都2歳S3着のゴーイントゥスカイ(牡、父コントレイル)など10頭が勝ち上がっている。「ホープフルSは勝ったかと思いましたが…。もっと頑張れという意味だったのかもしれません。いい馬がそろっているし、複数頭でクラシックにチャレンジできますね」と確かな手応えを口にした。
4日のジュニアC・リステッド(中山・芝1600メートル)にもリゾートアイランド(牡、父イスラボニータ)がスタンバイ。「前走(ひいらぎ賞2着)は間隔が空いたけど走れましたね。叩いた上積みはありますし、いいと思いますよ」と若きトレーナーは力を込めた。大飛躍の一年とすべく、スタートダッシュを決める。(角田 晨)
◆上原佑紀(うえはら・ゆうき) 90年1月29日、東京都生まれ。35歳。日大卒業後、美浦トレセンで獣医師として従事。16年からノーザンファーム空港に勤務し、海外でも経験を積む。18年1月から美浦の池上昌和厩舎、19年3月に堀宣行厩舎で厩務員、助手。21年12月に3度目でJRA調教師免許試験合格。西園翔太(栗東)とともに平成生まれ初の調教師となる。23年3月、厩舎開業。重賞2勝を含むJRA通算635戦69勝。父はダイワメジャーなどで知られる上原博之調教師。