<第102回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)昨年10月の出雲駅伝で2連覇した国学院大は、復路で…
<第102回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)
昨年10月の出雲駅伝で2連覇した国学院大は、復路で1分54秒差を巻き返しにいく。往路Vも期待されながらの4位だったが、前田監督は「諦めるタイム差じゃない」。そう言える状態に踏みとどまったのは、青木の区間新だ。序盤は最後尾につけた副将の走りを、指揮官は「遊ばずにやってくれればタイム差を広げられた」と冗舌に語ったが、後を受けた2区の上原主将が、まさかの区間12位で6位に転落。3区の野中が3位、4区の辻原が4位でつなぎ、ルーキーに託した。
高知工出身の1年生、高石が粘り強く5区を登る。ゴール直前、コースを間違えるアクシデントに見舞われたものの、区間4位の1時間10分5秒で走って、目の前の3位中大とは18秒差にとどめた。11年大会が、当事者以上にファンの脳裏をよぎった。大混戦のシード争い中、国学院大は8位を走っていた。復路だが、同じルーキーの寺田。ゴールまで120メートル地点で誤って中継車を追ってしまい、シード権ギリギリ10位を死守。間違えた場所は「寺田交差点」と呼ばれている。
悪夢が繰り返されたかに見えたが、地力のついた今は3位に肉薄し、トップ青学大とも2分以内だ。「どんどん前を追いかけていく」と前田監督。念願の総合Vへ吹っ切れるしかない。