<第102回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)「5強」の一角を形成した2校が出遅れた。10月の出…

<第102回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)

「5強」の一角を形成した2校が出遅れた。10月の出雲駅伝を制した国学院大は往路4位。1区青木瑠郁(4年)が区間新記録をマークし初優勝へ好発進したが、後続が突き放された。首位青学大と1分54秒差で復路に臨む。3年ぶり王座奪還を狙う駒大は、故障者が続出し7位。11月の全日本で優勝した勢いを持続できなかった。2年連続復路で佐藤圭汰(4年)を投入して、巻き返しを図る。

   ◇   ◇   ◇

3季ぶり総合優勝が遠のいた。7位駒大の藤田敦史監督(49)は「思った配置ができなかった」と悔しさを見せ、首位青学大と4分52秒差での折り返しに「4分はきつい」と漏らした。

主力5人を補員登録する“かく乱作戦”の内幕はコンディション不良だった。5区予定の主将山川は12月中旬にギックリ腰を発症。恥骨の炎症を患ったエース佐藤、2年の谷中らを故障などで投入できず「全員往路に持って行きたかった。コントロールできなかった私の責任」と背負った。4区村上が足の負傷で区間19位と失速するアクシデントも重なり「何が起きたか分からない。ブレーキしたら勝てない」と振り返った。

光もあった。2区で区間8位と奮闘した未来のエース候補の2年桑田は「なかなか走れない区間を任せてもらってうまく走れた」と想定外の起用に応えた。指揮官は「プレッシャーのかかる区間でしっかり走り抜いた」と評価し、7位を死守した5区安原にも「ぶっつけ本番でよくしのいだ」とたたえた。昨年は往路4位から、復路で新記録をたたき出して総合2位まで巻き返した。温存した主力の起用を示唆しつつ「なんとか復路を取りに行きたい。タイム差は厳しい状況だが、あきらめずに行く」と反撃を誓った。【飯岡大暉】