リーグ2位の原動力となった28歳のユーティリティ性 中日からトレード移籍した日本ハムで、チームに欠かせない主力に成長を遂…
リーグ2位の原動力となった28歳のユーティリティ性
中日からトレード移籍した日本ハムで、チームに欠かせない主力に成長を遂げた。日本ハム3年目を終えた郡司裕也捕手は、昨季111試合に出場し打率.297、10本塁打、42打点。打線の中軸を担い結果を残すとともに、4つのポジションを兼務した守備でも、チームトップクラスの数値で勝利に貢献した。
郡司は昨季、捕手として19試合、一塁手として21試合、三塁手として46試合、左翼手として11試合にスタメン出場。それぞれポジションカテゴリーが異なる4つの守備位置をこなしながら、失策はわずか6個と安定した守備力で投手陣を支えた。
セイバーメトリクスの指標などを用いてプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、4ポジション合計で「守備イニング」はチーム3位の「797.2」。守備で平均的な選手と比べた時にどれだけ失点を増減させたかを示す「UZR」は、チーム7位タイの「2.9」。最も出場が多かった三塁手では、リーグ2位の「2.9」を記録している。
郡司は2019年ドラフト4位で中日に入団。中日での4年間で24安打、0本塁打、7打点と結果を残せず、2023年シーズン途中に日本ハムにトレード移籍した。そこで一気にブレーク。2023年は途中加入ながら打率.254、3本塁打、19打点。2024年は127試合に出場し、打率.256、12本塁打、49打点をマークし、オールスターにもファン投票で初出場した。
仙台育英3年時の2015年、夏の甲子園で準優勝。慶大では1年春から出場機会を得て、4年秋には打率.394、2本塁打、10打点で“3冠王”に輝いた実績を持つ。攻守において、日本ハムに必要不可欠なプレーヤーに成長した28歳。中日からのトレード移籍は、郡司にとって大きな転機となった。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。