牝馬が25年ぶりの戴冠なるか。アンゴラブラック(牝5、美浦・尾関知人厩舎)とカネラフィーナ(牝4、美浦・手塚貴久厩舎…

 牝馬が25年ぶりの戴冠なるか。アンゴラブラック(牝5、美浦・尾関知人厩舎)とカネラフィーナ(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)の2頭が、中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を目指す。

 中山金杯ではこれまで7頭の牝馬が勝利している。ただ、直近は01年のカリスマサンオペラ。02年以降に限ると延べ33頭が出走し、02年のタフグレイス、05年のマイネヌーヴェル、23年のクリノプレミアム、24年のククナの2着が最高着順。25年はクリスマスパレードが1番人気で0秒4差の4着だったように、あと一歩で勝利を逃している。

 今年は2頭の牝馬が参戦する。アンゴラブラックは明け5歳のキズナ産駒。休み休みのローテーションで条件クラスを3連勝すると、重賞初挑戦となった前走のアイルランドTでもラヴァンダから半馬身差の2着に食い込んだ。今回は牡馬相手となるが、目下の充実ぶりなら好勝負になっていい。そしてもう1頭がカネラフィーナだ。明け4歳のFrankel(フランケル)産駒。未勝利から前走の新潟牝馬Sまで破竹の4連勝中。今回が初の重賞チャレンジだが、勢いならメンバー中一番といえる。全く底を見せていないので、ここも通過点としてしまう可能性は十分にあるだろう。

 牝馬による25年ぶりの勝利、さらには69年、87年に続いて39年ぶり3回目のワンツーフィニッシュとなるか。伝統の一戦の歴史に、2頭が新たな1ページを刻むことを期待したい。