大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)へ向けて横綱・大の里(二所ノ関)が2日、茨城・阿見町の部屋で今年最初の稽古…
大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)へ向けて横綱・大の里(二所ノ関)が2日、茨城・阿見町の部屋で今年最初の稽古を行った。すり足など基礎運動後に幕下以下の力士と計12番相撲取った。
11月の九州場所・千秋楽で左肩鎖関節脱臼で休場して不安を抱えており、年末は右手で左肩を押さえながら、ゴムチューブを引っ張るなど患部付近を鍛えていたが、この日は行わなかった。両肩を正拳突きのような形で準備運動すると三段目の藤宗を指名。5連勝すると、土俵を移動して幕下・花の海を指名。立ち合いから様々な攻めのパターンを試し、7番取って5勝。計10勝2敗だった。
12月30日に相撲を取る稽古を再開し「今日からしっかりやっていこうと思った。まだまだで完全ではないですけど初日までしっかりやっていきたい」と力を込める。恐怖心はないか問われると「もうない」ときっぱりと答えて順調な回復ぶりをうかがわせた。
3日ぶりの稽古。1日は元旦式があったため休む時間も短く、「正月をあまり感じなかった」と苦笑い。今年の目標を「昨年以上に成績を上回るようにしたい。初場所からしっかりとフル出場し、優勝争いに絡んで優勝したい」と語った。九州場所を休場したことに「昨年は心残りがある1年だった」と悔しさも口にした。
1日で地元・石川の能登半島地震から2年が経過した。避難所などを慰問した経験のある大の里は「まだ大変な状況で避難生活している人もいる。そんな石川の方がたくさん応援してくれている。初場所からしっかりといい報告ができるように今年1年間やっていきたい」と引き締めた。