まだ10代の2人にも高まる期待 2025年は5年ぶりの最下位に終わり、池山隆寛新監督の下で新たな出発を迎えるヤクルト。主…

まだ10代の2人にも高まる期待

 2025年は5年ぶりの最下位に終わり、池山隆寛新監督の下で新たな出発を迎えるヤクルト。主砲の村上宗隆内野手が抜けた穴は大きいが、逆襲に向けて若手の底上げは不可欠だ。飛躍が期待されるプロスペクトを挙げる。

 まず5位は、速球派として期待される廣澤優投手だ。2024年育成ドラフト2位で四国ILの愛媛から入団。1年目は2軍で26試合に登板し、防御率3.76。まだ粗削りだが、投球回数を上回る27奪三振をマークしている。オフに台湾で行われたアジア・ウインターリーグ・ベースボールでは159キロを計測し、その球速には期待したいところだ。

 続いて4位には、鈴木叶捕手を挙げたい。2023年ドラフト4位で静岡の常葉菊川高から入団した19歳。1年目の2024年には6月のソフトバンク戦でデビューすると、打っては2安打2打点、守っては好リードで7回1失点に封じた。2年目の2025年は2軍では33試合で打率.250、盗塁阻止率.267とまだ成長途上だが、将来の正捕手候補として成長が楽しみな存在だ。

 高卒1年目で早くも実力の片鱗を見せた田中陽翔内野手を3位に入れる。2024年ドラフト4位で群馬の健大高崎高から入団。1年目から2軍で75試合に出場し、打率.254を残した。1軍でも10月のDeNA戦では初スタメンを果たすと、トレバー・バウアー投手から2点二塁打で初安打初打点を挙げた。1軍では6試合ながら打率.308を残し、大いに将来性を感じさせてくれた。

 村上が抜けた中、レギュラー奪取が期待される北村恵吾内野手は2位。2022年ドラフト5位で中央大から入団。2025年は自己最多の46試合に出場し、141打席で5本塁打、OPS.839と飛躍を見せた。一塁、二塁、三塁に外野の両翼も守れるだけに、村上退団で勝負の年となる。

 そして1位は、プロ2年目を迎える中村優斗投手だ。大学時代の2024年3月には侍ジャパンのトップチーム入りも経験し、最速159キロの前評判で同年のドラフト1位で入団。即戦力として期待されたが、春季キャンプから出遅れてオープン戦でも登板がないまま開幕2軍スタート。1年目は4登板で1勝2敗、防御率5.51に終わった。まだ新人王の資格は残しているだけに、2年目は一気に飛躍を期待したい。(Full-Count編集部)