今後も高騰は続くのだろうか。 2026年6月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会でチーム側に支払われる総…
今後も高騰は続くのだろうか。
2026年6月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会でチーム側に支払われる総額は、7億2700万ドル(約1149億円、以下1ドル158円で計算)。莫大(ばくだい)な金額は、世界を驚かせた。
国際サッカー連盟(FIFA)はこのほど、ドーハで開かれた理事会で、米国、カナダ、メキシコの3カ国による共催大会の賞金と支度金を承認した。
賞金総額は6億5500万ドル(約1035億円)に設定。そのほか出場チームには別途、支度金として150万ドル(約2億3700万円)が支給される。
FIFAのインファンティノ会長は「世界のサッカー界への財政的な貢献という意味では画期的だ」と自画自賛した。
■追加チーム分差し引いても1億ドル↑
32チームで行われた22年カタール大会の総額は4億4千万ドル(約695億円)。賞金総額はカタール大会よりも約5割増える計算だ。
W杯は今大会から48チームになった。追加16チーム分の賞金を差し引いても、前回から1億ドル(約158億円)以上もアップしている。
優勝すれば賞金は5千万ドル(約79億円)=前回から800万ドル増=、準優勝は3300万ドル(約52億円)=300万ドル増。3位から32位のチームの賞金はそれぞれ前回から200万ドル(約3億1600万円)ずつ上がっている。
「参加賞」は据え置きされた。ただ、1次リーグで敗退しても、賞金900万ドルと支度金150万ドルの計1050万ドル(約16億円)は手にできる。
日本代表はカタール大会でベスト16に入り、賞金1300万ドル(約21億円)を獲得していた。
米フォーブスによると、W杯の賞金総額は18年ロシア大会で初めて4億ドル(約632億円)がチームに分配された。前回米国で開催された1994年大会は、7100万ドル(約112億円)だったという。
26年の北中米大会で史上初めての8強以上への期待がかかる日本。1次リーグF組に入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB組の勝者と対戦する。大会は6月11日に開幕し、1次リーグ各組の上位2チームと3位のうち成績上位8チームの計32チームが決勝トーナメントに進出する。(遠田寛生)