開幕投手は床田、10年目で初の大役なるか 2年連続Bクラスからの低迷脱出を目指す、広島の2026年の開幕スタメンを予想し…

開幕投手は床田、10年目で初の大役なるか

 2年連続Bクラスからの低迷脱出を目指す、広島の2026年の開幕スタメンを予想した。上位打線は攻撃的な布陣に。2番には昨季同様、頼もしい助っ人を配置した。

 1番には、2025年にチームで最も多く1番打者として起用された中村奨成外野手を置いた。プロ8年目、試合数、安打、本塁打、打点などほぼ全ての数字でキャリアハイを更新。8月は打率.289、28安打、2本塁打、8打点。9・10月は打率.309、29安打、3本塁打、11打点と、シーズン後半でも好成績を残したことから、2026年にいい流れで入ることができそうだ。

 2番には、同じく2025年に最も多く起用されたサンドロ・ファビアン外野手。来日1年目から打率.276、17本塁打、65打点を記録し、本塁打と打点はチームトップ。7月は打率.149と、夏場に入り調子を崩したが、8月は打率.296、4本塁打、11打点と復調し、日本野球への適応力を示した。

 攻撃的な1・2番のあとには、2025年に首位打者(.309)と最高出塁率(.365)のタイトルを獲得し、侍ジャパンにも選出された小園海斗内野手を据えた。中村とファビアンが出塁し、得点圏打率.413をマークした小園が返す攻撃が初回から展開できれば、一気に流れを引き寄せることができる。

 4番には期待を込めて末包昇大外野手。2025年に自己最多となる106安打、11本塁打、62打点を残した長距離砲が、さらなる飛躍を果たせば相手投手の脅威となる。5番は佐々木泰内野手、6番はエレウリス・モンテロ内野手、7番は坂倉将吾捕手とした。2年目・佐々木の5番起用は未知数とも言えるが、後ろに経験豊富なモンテロと坂倉を置くことで、佐々木が秘めたポテンシャルが開花することを期待した。

 8番には菊池涼介内野手。若手が育ってきたとはいえ、2026年3月に36歳を迎えるベテランが攻守両面でチームに与える影響はまだまだ大きい。開幕投手は2025年にチームトップの9勝をあげた床田寛樹投手。3月27日の中日戦、本拠地のマウンドに左腕があがれば、10年目で初の“栄誉”となる。

 2025年と大きく変わらないオーダーとなったが、それは広島が課題を解消したことの表れでもある。2024年はリーグワーストのチーム打率.238、12球団最少の52本塁打と攻撃力不足が指摘されたが、2025年のチーム打率は、リーグ3位の.246を記録。掴んだ“きっかけ”を2026年も生かすことができれば、上位進出の道が見えてくるはずだ。(Full-Count編集部)