廣瀬が壁にぶつかった2025年シーズンを振り返った(C)産経新聞社 今季は序盤こそ1軍で手応えをつかみながらも、2軍降格…

廣瀬が壁にぶつかった2025年シーズンを振り返った(C)産経新聞社

 今季は序盤こそ1軍で手応えをつかみながらも、2軍降格や失策の増加など、思い描いた右肩上がりの成長曲線とはいかなかった。ソフトバンクの廣瀨隆太は「年間通して結果を出す難しさ」を痛感したと語る。守備でのつまずき、修正できなかった悔しさをどう受け止め、次につなげようとしているのか。率直な胸の内を聞いた。

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 廣瀨は今季を振り返り、「プロの壁を感じたシーズンだった」と率直に語った。シーズン序盤は1軍で出場し、調子も悪くなかった。しかし約1か月で2軍に降格。そこで突きつけられたのは、長いシーズンを戦い抜く難しさだった。

「いいコンディションの時もあれば、悪い時もある。その中で野球をしなければいけません。悪い時にどれだけパフォーマンスを発揮できるか。自分はそこで崩れてしまいました。調子の波をなくさないと厳しいと痛感しました」

 特に強く印象に残ったのが守備だという。昨季は大きな失策が目立たなかったが、今季はエラーが続いたタイミングがあった。

「修正できる引き出しがなく、ただただ苦しんでしまいました。経験不足といえばそうなのかもしれないけど、悔しさが残りましたね」

 コーチに付きっきりで指導を受ける日々も経験し、その中で自分の感覚を研ぎ澄ますことに全力を傾けた。

「最後は自分の感覚。だからこそ、練習するしかない」

 今季描いていたイメージは「右肩上がり」。結果は違った。それでも悲観はしていない。

「ここで右肩上がりにいかなかった悔しさを、これからに生かせれば問題ない。忘れずに来季に向かっていきたいと思っています」

 廣瀨は最後にこう言い切った。

「悪い時にどれだけできるかがプロ。そこを乗り越えないと、1軍に1年いるのは難しい」

 失敗と悔しさは確かに残った。しかしそれは、次の一歩を踏み出すための確かな土台となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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