◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴー…

◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 15年ぶりの優勝を目指す早大は、エースで主将の山口智規(4年)が快走中。首位と29秒差の7位で受けると、城西大のヴィクター・キムタイ(4年)と共に前を猛追し、5キロで駒大、中央学院大を吸収。直後に東洋大も抜かし、着々と順位を上げている。

 今年で最終学年を迎えた山口。これまで学生3大駅伝で主力として走り続けてきたが、昨シーズンは出雲駅伝1区12位、箱根駅伝2区12位など不発続き。今年2、3月にオーストラリアで行った約2か月の武者修行で変わった。練習を共にした海外トップ選手らは、強制されることなく走ることを楽しみながら強化。競技への向き合い方が変わった。

 6月の日本学生対校選手権で1500メートルと5000メートルで2冠を達成。「今季を左右するレースになった」と7月の日本選手権1500メートルでも2位と背中で見せると、今季10月の出雲駅伝では2区9人抜きの区間賞で、チームの2位に大きく貢献した。

 総合4位だった前回の箱根駅伝直後。花田監督は「来年優勝するぞ」と力強く選手たちにゲキを飛ばした。新チームの気持ちは、立ち上げ時から1つになってきた。「全員が今のチームに対して全く満足することもない。まだまだできることはあるんじゃないかって考えながら取り組んでくれています」と山口。早大の新黄金期へ、山口の快走が鍵を握る。