第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の準決勝が2日、国立競技場で行われる。4連覇中の帝京大学が5連覇に王手をか…
第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の準決勝が2日、国立競技場で行われる。4連覇中の帝京大学が5連覇に王手をかけるのか、それとも新たな王者が誕生するのか。大学ラグビー界の頂点を懸けた戦いが、いよいよ佳境を迎える。
対抗戦勢3校と関西王者が4強入り
準々決勝を勝ち上がったのは、関東大学対抗戦から明治大、早稲田大、帝京大の3校と、関西大学リーグ王者の京都産業大。20日に行われた準々決勝の結果は以下の通りだ。
帝京大 36-0 筑波大
明治大 46-19 関西学院大
早稲田大 26-21 天理大
京産大 26-24 東海大
京産大は前半21-7とリードを許す苦しい展開だったが、後半に逆転。40分に同点トライを挙げ、コンバージョンも成功させて劇的な勝利を収めた。
対抗戦の最終順位は、明治大が6勝1敗で5年ぶり19回目の優勝。筑波大が2位、早稲田大が3位、帝京大が4位と続いた。関西王者の京産大を含め、4校それぞれが異なる戦力と戦術を持って準決勝に臨む。
早稲田対帝京 因縁の3度目対決
第1試合は早稲田大と帝京大の顔合わせ。両校は今シーズンすでに2度対戦しており、春季大会では早稲田大が36-35で勝利したが、秋の対抗戦では帝京大が25-20で雪辱を果たした。
帝京大は対抗戦4位からの巻き返しを図る。相馬朋和監督の下、FWのセットプレーと接点の強さは健在だ。準々決勝では筑波大を完封し、大学選手権での勝ち方を見せつけた。前回大会の優勝メンバーが多く残るチームは、プレッシャーを力に変える術を知っている。
対する早稲田大は対抗戦3位。FB矢崎由高を擁するバックス陣の展開力が武器となる。準々決勝では関西王者の天理大を撃破し、戦術眼の高さを証明した。帝京大との直接対決では1勝1敗だが、選手権の舞台でどう戦うかが焦点だ。
明治対京産大 勢いと実績の激突
第2試合は明治大と京産大の東西対決。明治大は12月7日の早明戦を25-19で制し、対抗戦優勝を決めた。平翔太主将率いるチームは、初戦の筑波大戦で敗れたものの、そこから成長を続けた。
FWのモールを軸とした力強いラグビーに加え、バックス陣の攻撃力も光る。準々決勝では関西学院大を46-19で退け、5年ぶりの大学日本一に向けて勢いに乗る。
京産大は関西リーグ2位からの躍進。準々決勝では東海大との接戦を逆転で制し、粘り強さを見せた。明治大との力の差をどう埋めるか、アップセットを狙う戦術が問われる。
準決勝の勝者が11日の決勝で対戦する。帝京大の5連覇か、明治大の5年ぶり優勝か、早稲田大の5大会ぶり優勝か。それとも京産大が関西勢として歴史を作るのか。大学ラグビー界の頂点を懸けた決戦が、いよいよ始まる。