第102回東京箱根間往復駅伝競走大会(箱根駅伝)がいよいよ幕を開ける。優勝候補は青山学院大、駒澤大、国学院大、中央大、早…

第102回東京箱根間往復駅伝競走大会(箱根駅伝)がいよいよ幕を開ける。優勝候補は青山学院大、駒澤大、国学院大、中央大、早稲田大の「5強」。12月29日発表の区間エントリーをもとに、今回は山登りの5区(20・8キロ)のポイントを展望する。

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最大標高差874メートルを駆け上がる特殊区間。前回大会は区間1位と最下位のタイム差が全区間最高の8分37秒と開き、最終順位にも大きく影響した。今回は区間賞受賞経験者が不在のため、誰が区間1位でも初の区間賞となる。

最も期待値が高いのは、早大の「山の名探偵」こと工藤慎作(3年)。1年時区間6位、2年時区間2位と好走しており、今大会も順当に登録された。今季はハーフマラソンでも日本学生歴代2位の1時間0分6秒をマーク。工藤の出来次第で、往路優勝も見える。

山を得意とする青学大は、前回区間新樹立の若林宏樹が卒業。今回は松田祐真(1年)を抜てきした。当日変更の可能性もあるが、原晋監督はかねて1年生の起用を示唆しており、そのまま出走となれば初の山登りで力を発揮できるかが注目される。

中大は24年日本選手権3000メートル障害2位の柴田大地(3年)を登録。国学院大は2大会連続で区間2桁順位と苦戦している中、高石樹(1年)をエントリーした。駒大は2度出走経験のある山川拓馬(4年)を当日変更で投入する可能性がある。

5強以外では、前回3位の城西大・斎藤将也(4年)も区間賞候補の1人。山梨学院大の弓削征慶(4年)は3年連続の出走が濃厚だ。