12…
12月31日、三菱電機コアラーズに所属する吉田亜沙美が自身のInstagramを更新。2025年を振り返る投稿の中で、今夏に癌(がん)の告知を受け、闘病生活を送っていたことを公表した。現在はすでに復帰を果たしており、困難を乗り越えた今の心境を綴っている。
元日本代表で現在38歳の吉田は、165センチ63キロのポイントガード。東京成徳大学高校卒業後の2006年にJOMOサンフラワーズ(現ENEOSサンフラワーズ)でWリーグのキャリアをスタートさせた。2度の現役引退を経て、2023年にアイシンウィングスでコートへ帰還すると、2025年7月には三菱電機への移籍を発表していた。
さらなる飛躍が期待された2025年の夏、吉田を襲ったのが癌の告知だった。当時の心境について「大袈裟ではなく癌だと告げられた時は死を覚悟しました。それと同時にもうバスケットができなくなるんだと絶望でした」と回顧。視界が真っ暗になるほどの喪失感を抱いたというが、鹿児島から駆けつけた姉や両親ら家族の献身的な支え、そして「チームは待っててくれる」ということが、再び前を向く原動力となった。
「待っててくれる仲間のためになにがなんでも復帰する」「なにより献身的に支えてくれた家族の為に復帰したいと強く思いました。またコートに立ってバスケットしている姿を見て欲しい」という強い想いで手術と過酷なリハビリを乗り越えた吉田は、12月6日に行われたWリーグ レギュラーシーズン フューチャー SMBC TOKYO SOLUA戦で見事に実戦復帰。以降、年内最後となる試合まで計6試合に出場し、再びコートを駆け回った。
復帰を果たした瞬間の感情については、「泣くのかなぁと思っていましたがそれ以上に楽しいが勝ちました! バスケットってやっぱり楽しいんだと無邪気に感じました」と、純粋に競技を楽しむ喜びを表現。「諦めないで良かった」と心からの喜びを言葉にしている。
大晦日のタイミングで公表に踏み切った理由については、「私と同じように病気で苦しんでる方や怪我で苦しんでいる方に、私がコートを走り回っていることで一歩踏み出す勇気になってもらえたら」と、同じ境遇にいる人々へのエールであることを明かした。
最後は、支えてくれた周囲の人々やファンへの感謝とともに、「まだまだ思うようには動けず筋力も戻り切ってないですが、チームを勝たせられるPGになっていきます」と2026年を見据えた力強い決意を表明。病を克服し、不屈の精神で戻ってきたレジェンドの新たな挑戦に、多くの注目が集まっている。
【SNS】吉田亜沙美が今夏の闘病を告白