レンドンの行動を米記者が指摘 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が事実上の退団に合意したと30日(日本時間31日)、…
レンドンの行動を米記者が指摘
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が事実上の退団に合意したと30日(日本時間31日)、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者が報じた。2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約383億6500万円)の巨額契約を結んだが、最後の2年は稼働ゼロ。5年間で計22本塁打と散々な結果で終えた。
同記者はレンドンの“問題行動”を指摘している。「何度も怪我をしたうえ、複数の出場停止処分によって(計)9試合を欠場した。当時負傷していたのにも関わらず、2022年マリナーズ戦で乱闘に参加し5試合の出場停止処分に。そして、2023年アスレチックスとの開幕戦では試合に敗れ、その後ファンと口論になったあと(胸ぐらを)掴み4試合の出場停止処分を受けた」。アスリートとして欠かせない“冷静さ”を保てなかったようだ。
「レンドンのコミュニケーションの取り方は、しばしばより多くの問題を引き起こした。怪我についてあまり明かさなかった代わりに、健康状態について質問された際に皮肉交じりに(不慣れなスペイン語で)『今日は英語を喋らない』と答えたこともある」
同記者の“証言”は続く。「メディア対応したかと思えば(その発言で)よく論争を巻き起こした。2023年に自身の担当医の言葉を引用しつつ、脛の怪我は実際は骨折だと主張した。エンゼルスの医師は骨挫傷と診断していた」。2024年の開幕前には「私にとって野球が最優先だったことは1度もない。これは仕事だ。生活のためにやっている。仕事よりも信念や家族の方が大事。それらを優先させるべきだと感じたら、私は辞める」と、発言していたと記している。
レンドンはナショナルズ時代に球界屈指の大型三塁手として活躍し、2019年には126打点、OPS1.010の好成績を残した上、ポストシーズンでも躍動。球団初の世界一に貢献し、最高のタイミングで2020年からエンゼルスに加入した。
1年目はコロナウイルスの影響で試合数が少なかったものの、52試合で9本塁打、OPS.915と活躍。しかし以降は成績が急落した。故障離脱が増え、2021年からは58、47、43試合出場に終わり、57試合で打率.218(206打数45安打)、0本塁打、14打点、OPS.574だった。
2025年も開幕前に股関節を手術し、早々に全休が決定。そして契約最終年の2026年はプレーせず、事実上の退団となる見込みだ。来季年俸3800万ドル(約59億5000万円)は、今後数年をかけて分割で払っていくという。結局レンドンは2019年に記録した34本塁打、126打点をエンゼルスでプレーした期間で上回れず、エンゼルス移籍後は計22本塁打、125打点という結果になってしまった。(Full-Count編集部)