阿部監督にとっても勝負を賭ける年となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 2026年のプロ野球開幕が…

阿部監督にとっても勝負を賭ける年となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 2026年のプロ野球開幕が3月27日と決まった。今季は直前にWBCもあり、あの熱狂の日々が戻ってくる。その勢いのままに球春到来となることが予想されるが、ここでは一足早く、“妄想”開幕オーダーを考えていく。今回は巨人編だ。

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 25年シーズン、巨人は誤算の連続だった。

 大きかったのは主砲・岡本和真の離脱だ。5月にプレー中の負傷で長期離脱を強いられた。球団たっての希望でロマン砲・リチャードを交換トレードでソフトバンクから獲得。「打てば飛ぶ」長距離砲にG党は沸いたが、投手王国を築いた阪神には大きく離された。

 そして迎える26年シーズン、巨人は伝統の一戦の相手、投打に差を見せつけられた阪神に本拠地東京ドームで挑む。

 25年度の戦績は8勝17敗。まず何といっても大事な開幕投手。ここでは3度目の正直、戸郷翔征の復活に賭けたい。

 25年度は2度のファーム降格を経験、規定投球回に届かず、8勝9敗と貯金を作ることはできなかった。

 かわって、山崎伊織が3年連続の2桁勝利と意地を見せたが、24年のシーズンはベテランの菅野智之が引っ張ったように、先発陣に安定した力を発揮する投手が2人、ないし3人以上はいないとペナントレースは苦しい。

 その意味でも大事な開幕戦を戸郷に託したい。また相手先発は最多勝に輝いた村上頌樹が順当か。東京ドームでは25年シーズン、3試合に先発、1完投、1完封を含む、2勝0敗、防御率0.41と凄まじいパフォーマンスを残している。

 難敵には間違いないが、まず大事なのは1、2番が出ること。そのことを踏まえての妄想オーダーは以下の通りだ。

(中)松本剛
(遊)泉口友汰
(右)キャベッジ
(三)ダルベック
(捕)岸田行倫
(一)リチャード
(左)中山礼都
(二)浦田俊輔
(投)戸郷翔征

 注目は日本ハムからFAで加入する松本剛にもある。かつての首位打者、小技も含め、チーム打撃もこなせる万能型選手。足も使えるためリードオフマンを託し、流れを作ってもらいたい。

 さらには何といっても外国人2人の長打力には期待したいところ。キャベッジといえば、25年の開幕カードで2番に入り、開幕から2戦連続で豪快なアーチをかけたことも鮮烈な印象を残した。メジャー通算47発の新助っ人ダルベックと中軸を担い、パワーあふれる打撃で盛り立ててほしいところ。「打てる捕手」岸田の進化著しい打撃にもますます期待がかかる。

 そして忘れてはならないのが意外性の男、リチャードのパフォーマンスだ。巨人合流後は2本のグランドスラムを放つなど、着実に力をつけてきた。安定性が増せば、さらに怖いバッターになるといわれるだけに、果たしてどうなるか。

 何といっても4番が未知数。ここまで打線を支えてきた岡本和真がいなくなるチームは、「生え抜き4番」を育てていくのか。もしくは「つなぎの4番」を選択するのか。

 また25年シーズンで7発を放った中山礼都にも期待したい。リチャードとともに打てばチームが盛り上がる選手筆頭とあって、躍動感あふれるプレーで開幕から、大暴れしてもらいたいところ。ほかにも若手では荒巻悠、石塚裕惺など将来性豊かな若手選手も多く在籍している。

 いずれにせよ、阿部慎之助監督にとっては勝負の就任3年目の戦いとなる。すでにレギュラー白紙を打ち出し、ナインの競争意識を高めているとあって、戦う集団に変えられるか。目の前の1勝を奪い取る、ガツガツさを期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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