25年はイースタンで8勝0敗、防御率1.42と圧倒的な成績を残した巨人・園田純規(C)産経新聞社 阿部巨人は2025年シ…

25年はイースタンで8勝0敗、防御率1.42と圧倒的な成績を残した巨人・園田純規(C)産経新聞社
阿部巨人は2025年シーズン、首位の阪神に15ゲーム差をつけられ、3位に沈みました。2026年は2年ぶりの覇権奪回が最大課題となることは、言うまでもありません。
チームの躍進には、軸となる中堅、豊富な経験値を誇るベテラン、そして怖いものなしの若手による突き上げが必要不可欠です。
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巨人は将来が楽しみな育成選手を擁しており、彼らが1軍の陣容に名を連ね、東京ドームで活躍することが、躍進への大きな要素になることでしょう。
それでは現在、支配下に最も近い選手は誰なのか。巨人取材歴の長いスポーツ紙の記者に聞いてみました。
【園田純規投手】
福岡工大城東から2023年育成ドラフト5位で指名された右腕も、26年シーズンには勝負の3年目を迎えます。1年目から3軍の先発ローテで好投を続け、2年目の25年には2軍に昇格。イースタン・リーグで14試合に登板し、8勝0敗、防御率1.42の好成績をマーク。最速も150キロを計測し、順調に成長曲線を描いているのです。
「25年シーズンは桑田真澄2軍監督からも、投手としての『考え方』を教えられ、投手として大きく成長できました。イースタンでは無双状態ですから、26年シーズンは支配下登録をさせた上で、1軍のハイレベルな中で競争させ、鍛え上げるのも得策です。怖いのは過去の選手にもいましたが『2軍慣れ』すること。まずは敗戦処理でもよいので、1軍で見てみたい投手です」
【冨重英二郎投手】
ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスから、25年の育成ドラフト1位で巨人に指名された24歳のサウスポーです。東海大相模、国際武道大を経て、社会人野球のバイタルネットに進みましたが、NPB入りへの強い覚悟を携え、25年からBC神奈川に進み、同チーム初のドラフト指名選手となりました。
「力強いストレートは、支配下で指名された大学生投手と比べても、決して見劣りしません。育成1位というのは、支配下に最も近い実力がありながら、枠の問題で育成指名となったとの見方もできる。安定した企業チームを飛び出し、独立リーグからNPB入りを志したハングリーさ、ギラギラした意識は、今の巨人投手陣にも刺激を与えることでしょう。6月で25歳。1軍で勝負するしかないです」
【知念大成外野手】
2軍に参入しているオイシックスから育成ドラフト5位で巨人に入団した、左投左打のバットマン。沖縄尚学時代は速球派の左腕投手として活躍し、卒業後は地元の沖縄電力でプレーしていましたが、NPB入りへの強い決意を胸に、23年シーズン限りで退社。24年にはイースタン・リーグの首位打者に輝くも、指名漏れ。しかし腐ることなく努力を重ね、25年の育成ドラフト5位で、巨人入りを現実にしたのです。
「25年7月にはフレッシュオールスターでMVPに輝き、イースタン・リーグの打点王も獲得。2年連続で最多安打をマークし、長打力も磨くなど、指名漏れのショックに沈むことなく、レベルアップしたことは称賛に値するでしょう。巨人の外野陣は層が厚く、いきなりレギュラーは厳しいかもしれませんが、支配下登録後、まずは左の代打としても面白い。非エリートの叩き上げはファンも応援してくれる。チームの流れを変える一打に期待したいです」
支配下チケットをつかむのは、いったいどの選手か。奮闘に期待です。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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