今年の牝馬3冠戦線に進んでほしいと期待するのが、エアビーアゲイル(牝3歳、栗東・辻野泰之厩舎)だ。半兄は24、25年と…
今年の牝馬3冠戦線に進んでほしいと期待するのが、エアビーアゲイル(牝3歳、栗東・辻野泰之厩舎)だ。半兄は24、25年と大阪杯を連覇し、昨年末に引退したベラジオオペラ。父は20年に愛2000ギニーなどG1を2勝したシスキンで、同馬は産駒の2世代目にあたる。
デビュー前から評価が高かった。1週前追い切りでは栗東・CWコースで年長馬を5馬身追走して併入。当週も坂路で僚馬に追走先着した。当時担当だった高田助手も「言うことない」と評しており、能力は水準以上だと確信していた。
ところが、新馬戦(9月27日、阪神・芝2000メートル)は首差の2着。押し出されてハナに立ち、勝ち馬にうまく乗られた印象だったが、2戦目で順当勝ちした。スタートから行き脚がつき、スムーズに好位を確保。余裕ある手応えで直線に向き、力強く伸びた。
先頭の馬との追い比べになったが、残り1ハロンから抜け出し、2着馬の追い上げも1馬身差で振り切った。テンよし、中よし、終いよしの、理想的な内容。岩田望来騎手も「前に人気馬を置いてうまく競馬してくれました。どれだけ成長してくれるか楽しみです」と評価していた。
現在は帰厩しており、2勝目を目指して順調に調整中だ。ベラジオオペラは3歳1月に2勝目を上げ、3連勝でスプリングSを制覇。皐月賞、日本ダービーへの出走を果たした。兄の背中を追って、エアビーアゲイルも飛躍してほしい。(水納 愛美)