中日・井上政権2年目、6年ぶりのAクラス入りを目指す 3年連続の最下位から脱出した中日は、2026年シーズンこそ6年ぶり…
中日・井上政権2年目、6年ぶりのAクラス入りを目指す
3年連続の最下位から脱出した中日は、2026年シーズンこそ6年ぶりのAクラス入りを目指す。2025年はリーグ最低の打率、得点、本塁打に沈んだものの新助っ人の獲得や「ホームランウイング」が新設されるなど“新戦力”も強化。そんな中日の開幕スタメンを“最速”で予想してみる。
1番には迷わず中堅手で岡林勇希外野手を配置する。2025年は12球団で唯一となる全試合フルイニング出場を達成し、リーグ3位の打率.291。最多安打にゴールデングラブ賞、ベストナインにも輝くなどこれ以上ない活躍でチームを牽引した。
「2番・二塁」に田中幹也内野手、「3番・右翼」には上林誠知外野手を置く。田中は球界屈指の守備力でチームの勝利に幾度となく貢献。そして、上林は134試合に出場し、打率.270、17本塁打、OPS.737をマーク。盗塁はキャリアハイの27個と完全復活を果たし、チームに欠かせない戦力となった。
中盤の重量打線も厚みが出る。「4番・左翼」は細川成也外野手に。今季故障で離脱しながらも、3年連続20本塁打を達成。打率.256、58打点を残した。「5番・三塁」にはジェイソン・ボスラー内野手を置く。細川とともに竜を引っ張る大砲として、来日2年目はさらなる得点力アップに期待する。そして「6番・一塁」には新助っ人のミゲル・サノ内野手を抜擢。MLBで7年連続で2桁本塁打をマーク。オフにプレーしたドミニカ共和国のウインターリーグでは24試合で打率.315、9本塁打、OPS1.039と、日本でも大暴れを期待したい。
「7番・遊撃」は山本泰寛内野手。2025年は32歳ながら高い守備指標を残した。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、どれだけ失点を増減させたかを示す「UZR」は8.9。これは巨人・泉口友汰(11.9)に次ぐ球界2位だ。村松開人内野手もスタメン奪取に期待がかかるが、先述の理由から山本をスタメン起用とした。
「8番・捕手」には覚醒気配の石伊雄太捕手を推したい。21打点、3本塁打、打率.221。盗塁阻止率もリーグ3位の.413を記録したルーキーが一歩リードか。怪我で途中離脱した木下拓哉も、もちろん本命候補。さらに出場した47試合中16試合でエース・高橋宏斗投手と組んだ加藤匠馬らも候補だろうか。そしてバッテリーを組む開幕投手には、誰もが認めるエースとなった高橋に任せたいと思う。2026年こそ2桁勝利を期待したい。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。