15年間の現役生活に別れを告げた駿太(C)産経新聞社 2026年のプロ野球開幕は3月27日。球春到来はまだ先だが、ここで…

15年間の現役生活に別れを告げた駿太(C)産経新聞社

 2026年のプロ野球開幕は3月27日。球春到来はまだ先だが、ここでは一足早く、“妄想”開幕オーダーを考えていく。今回は中日編だ。

 25年シーズンは井上一樹新監督の下、4シーズンぶりに最下位を脱出。Aクラス入りは逃したが、9月までCS争いに加わるなど、一定の成果を見せた。

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 開幕戦は敵地での広島戦。相手は森下暢仁、もしくは左腕の床田寛樹が投げてくるか。森下に関しては昨季6戦6勝でカモにした一方、床田には唯一の登板で完封されている。中日サイドからすると床田に来られる方が嫌だろう。

 それを背景にした上で、“妄想”開幕オーダーは以下の通りだ。

(中)岡林勇希
(二)田中幹也
(右)上林誠知
(左)細川成也
(三)ボスラー
(一)サノ
(遊)山本泰寛
(捕)石伊雄太
(投)高橋宏斗

 基本的には昨季のベストオーダーをベースにしたい。1番の岡林から5番ジェイソン・ボスラーまでは、動かす必要がないぐらい完成度を高めている。この5人で得点を生み出すのが必勝パターンだ。

 肝になるのは「6番・一塁」に入るミゲル・サノ。執筆時点では正式発表こそされていないが、『中日スポーツ』をはじめ多くの媒体が大筋合意の旨を出しているので、“妄想”オーダーに組み込んだ。MLB通算164本塁打のパワーで、溜まった走者を返してくれると信じたい。

 守備が心許ないので、本音で言えばDHで使いたいが、セ・リーグは27年シーズンから導入予定。1年間は一塁を守ってもらおう。あとはコンディション次第か。

 リスクヘッジとしてはボスラーが昨季同様に一塁へまわり、三塁を福永裕基や石川昂弥が担うことになる。ベテランの高橋周平、帰ってきた“マスター”阿部寿樹もポジション争いに絡んでくるはずだ。外野陣にもしものことがあれば、勝負強いブライト健太が救ってくれる。

 二遊間は田中、山本を基本線に、村松開人や土田龍空も虎視眈々とスタメンを狙う。捕手は2年目の石伊がレギュラーへの挑戦を始める年。もちろん、木下拓哉や加藤匠馬も黙っていない。

 投手は高橋宏が万全なら行くはず。ただ、WBCのメンバーに選ばれた場合は間に合わない可能性も。その場合は大野雄大、松葉貴大の両ベテラン左腕に任せるか。もしくは、2年目を迎える金丸夢斗の抜擢があるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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