「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ) “路上の伝説”朝倉未来(33)=JAPAN TO…

 「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 “路上の伝説”朝倉未来(33)=JAPAN TOP TEAM=がフェザー級タイトルマッチに挑み、無敗王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25)=キルギス=に1回2分54秒、TKO負けした。

 4万5043人の観衆が静まり返った。朝倉はグラウンドでバックを取られ、無慈悲なまでに殴られ続け、レフェリーが試合を止めた。相手へのダメージは、ほぼゼロ。担架に乗せられ、リングを後にした。3度目の同王座挑戦も悲願を逃した。

 反撃の糸口もつかめなかった。立ち上がりはボディーストレート、ジャブでけん制。組まれてコーナーに押し込まれ、持ち上げられ、マットにたたきつけられた。さらに背中を取られ、スープレックスのように幾度も投げつけられ、無情のフィニッシュへと至った。

 前日計量で「オレがド派手にKOして、2025年を締めくくります」と宣言。「ほとんどの人が勝てないと思っているでしょうが、オレは勝つつもり」「マジで強いんで、今のオレ」と勇敢な姿勢を貫いた。

 旗揚げ10周年イヤー。今月7日には「RIZIN AWARD」で10年間のMVPに選出された。YouTube、ブレイキングダウンなど、格闘技を世間に広める役割を担ってきた。その功績は誰もが認める中、進退が問われるほどの惨敗劇。試合後は救急搬送され、未来の会見は取りやめられた。