「ボクシング・WBA世界ライトフライ級挑戦者決定戦」(31日、大田区総合体育館) WBA世界ライトフライ級2位の吉良大…
「ボクシング・WBA世界ライトフライ級挑戦者決定戦」(31日、大田区総合体育館)
WBA世界ライトフライ級2位の吉良大弥(22)=志成=が、同級4位のイバン・バルデラス(24)=メキシコ=に2回27秒KO勝ちして、プロデビューから4戦目で挑戦権を獲得した。5戦目で世界王座を獲得すれば、2015年にWBO世界ミニマム級王座に就いた田中恒成と並び、日本最速記録となる。メインのWBA世界バンタム級挑戦者決定戦では同級9位の井岡一翔(36)=志成=が、4回KOで同級11位のマイケル・オルドスゴイッティ(24)=ベネズエラ=に完勝した。
吉良が衝撃的なKO劇で世界にアピールした。初回から至近距離での戦いとなったが、2回早々の右カウンターが完璧に相手の顎をとらえ、10カウントを聞かせた。わずか207秒で勝負を決めたホープは「ホッとしてます」と汗を拭い、「(KOを)狙っていなかったから倒せた。前回は1回で倒そうと狙いすぎて判定になったが、しっかり組み立てていけば倒せると体現できた」と会心の内容にうなずいた。
4連勝で挑戦権を獲得し、史上最速タイでの世界王座奪取にも王手。「(最速を)最初は意識していたが、世界王者になりたいのが一番大きいので、最速記録というよりもベルトがほしい。自分に足りないのは自信だったので、今回それが1ミリでもついたかな。キャリアは浅いが、来年には必ず世界王者になっていると思う」。勝負の2026年へ決意を込めた。