<プロボクシング:スーパーライト級6回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館人気グループtimeleszの菊池風磨の弟音央…

<プロボクシング:スーパーライト級6回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

人気グループtimeleszの菊池風磨の弟音央(ねお、22=志成)がジム移籍初戦を勝利で飾った。倉持廉汰(22=本望)とのスーパーライト級6回戦に臨み、6回0分50秒、TKO勝利を挙げた。1回に左フックでよろめく場面があったが、2回に強烈な左ジャブで相手の鼻血に追い込み、ボディー連打からの左フックで攻勢。最終6回に左フックをねじ込むと、レフェリーストップ勝ち。「自分は(パンチを)効かされるけれど復活するのも早い」と逆転勝利に笑みを浮かべた。

23年11月からフィジカル面の指導を受けてきた野木丈司トレーナーが所属する志成ジムに今秋移籍。5戦ぶりの日本人対決を制し、5連勝。菊池は「良いタイミングで『うちのジムに来ないか』と野木さんに誘ってもらった。この試合も野木さんから鼻を狙えと言われたら鼻血に追い込めた。言われた通りだった」と満足そうに笑った。

これでB級(6回戦)で2勝を挙げ、晴れてA級(8回戦以上)に昇格した。菊池は「今回は6回で疲れてしまったので8~10回ができるのか。でも最後頑張れたのは野木さんから『(フィジカルメニューの)階段トレを思い出せ』と言われてやりきれた」と決意も新た。26年からは日本ランカーに挑み、ランキング入りを狙う流れになる。

昨年、在学中だった大学も中退。人材派遣会社の営業マンとなった。菊池は「小さい頃から友人や恋人にも『兄(風磨)の弟』と言われてきてモヤモヤしていた。でも(志成ジムの木村)吉光さんや(同ジムの比嘉)大吾さんは僕を見てくれて生きている感じがした。ここが居場所なので恩返ししたい。チャンピオンになって、自分自身を証明したい」と抱負を口にしていた。

◆菊池音央(きくち・ねお)2003年(平15)6月4日、東京・杉並区生まれ。25年全日本バンタム級新人王の光富元(六島)と幼なじみ。光富の影響で高校2年から白井・具志堅ジムでボクシングを始めた。20年7月の同ジム閉鎖に伴い、新日本木村ジムに移籍。アマ戦績は1勝2敗。大学に通いながら22年11月にプロテスト(C級)に合格。23年3月、4回判定負けでプロデビュー。23年に東日本新人王にエントリーし、同年9月にプロ初白星。24年5月の日中対抗戦でプロ初KO勝利を挙げた。身長181センチの右ボクサーファイター。血液型はB。