<全国高校サッカー選手権:前橋育英1-2神戸弘陵>◇31日◇2回戦◇浦和駒場元日本代表で川崎F一筋のレジェンド中村憲剛氏…

<全国高校サッカー選手権:前橋育英1-2神戸弘陵>◇31日◇2回戦◇浦和駒場

元日本代表で川崎F一筋のレジェンド中村憲剛氏の長男、MF中村龍剛(2年)が所属する日大藤沢(神奈川)が22年度大会の覇者・岡山学芸館を2-0で下し、ベスト16進出を決めた。中村はボランチで先発し、父がプロ人生18年を過ごした聖地・等々力で同じ背番号14を付けて躍動した。前回王者の前橋育英(群馬)、4度優勝の青森山田が敗退する中、前回準優勝の流通経大柏(千葉)、インターハイ王者の神村学園(鹿児島)は勝ち上がった。

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前回王者の前橋育英が神戸弘陵に1-2で敗れて初戦で姿を消した。前半の2失点が重くのしかかり、持ち味の攻撃力が発揮できなかった。就任44年目の山田耕介監督は「完敗ですよね」と振り返り「不安は結構いっぱいあった。どうしても連覇、連覇っていう話になって。そういう感じの雰囲気をものすごく感じてて、我々監督、コーチの方でコントロールできなかったっていうのが一番大きいかな」と敗因を挙げた。

前回大会で活躍したドリブラーのMF白井誠也(3年)は随所で持ち味を発揮したが、最終局面で沈黙。「自分たちの中にメンタルの弱さだったり、甘い部分があった。本当に後悔が残る試合でした」と肩を落とした。スピード感あふれる突破は警戒され、2、3枚で対応され「目に見える結果を出すことの大切さを感じた」。今後は大学でプレーを続ける。「大学でも厳しい競争の中でも勝ち残って、しっかり結果出してプロで頑張れたら」と誓った。