<全国高校サッカー選手権:尚志2-1山梨学院>◇31日◇2回戦◇浦和駒場この男の勢いが止まらない。尚志(福島)が山梨学院…
<全国高校サッカー選手権:尚志2-1山梨学院>◇31日◇2回戦◇浦和駒場
この男の勢いが止まらない。尚志(福島)が山梨学院を2-1で退け、7大会ぶりの3回戦進出を決めた。FW田上真大(3年)が2得点を挙げ、初戦に続き今大会3得点目を決めた。「まだまだ物足りない」。誰よりも得点にこだわるエースには理由があった。
田上は福島大会途中に右足首のけがに見舞われた。決勝はなんとかベンチ入りするも、出番はなかった。「チームメートを信じることしかできませんでした」。大黒柱が不在の中で手にした5大会連続の選手権切符。「感謝を返すにはゴールしかない」。仲間への恩返しのためにも、何としても得点を決めたかった。
並々ならぬ覚悟を胸に、帰ってきたエースは初戦から体現した。この日は前半23分に先制点。同37分にはFW臼井蒼悟(3年)が敵陣ゴールライン際まで深く切り込み守備を崩すと、空いたスペースに入った田上が迷わずシュートを打った。「(臼井)蒼悟を信じて入ったら、いいパスをくれたのでファーに流すだけでした」と、コンビネーションが光った追加点だった。
次は神戸弘陵(兵庫)と対戦する。「次も点を決めて、得点王を取りたいです」。エースの恩返しは始まったばかりだ。