<全国高校サッカー選手権:神戸弘陵2-1前橋育英>◇31日◇2回戦◇浦和駒場金メダリストの父親を持つ神戸弘陵(兵庫)のM…

<全国高校サッカー選手権:神戸弘陵2-1前橋育英>◇31日◇2回戦◇浦和駒場

金メダリストの父親を持つ神戸弘陵(兵庫)のMF池壱樹(3年)が2得点を奪い、前回王者の前橋育英(群馬)撃破に貢献した。

前半15分にセットプレーのこぼれ球から右足を振ってゴールネットを揺らすと、同40分には左サイドからカットインしてニアを抜いて加点した。「秋冬から結果が出始めて自信が付いてきた。今日も絶対に自分が決められると思っていた」とうなずいた。

強気のメンタルは、車いすラグビー日本代表の主将を務める父親の池透暢(45)から授かったという。「練習の時は自分が一番ヘタやと思って練習して、試合の時は自分が一番うまいと思ってピッチ立て、と言われている」。父は昨夏のパリパラリンピックで金メダルを獲得。世界一に輝いた偉大な背中を追いかける。「世界で戦っている。努力してそういうの(夢)がかなっているのを見て、自分もそういう風になりたいなと」と強く刺激を受けた。

JFAアカデミー福島U-15だった中学時代は線が細かったが、高校入学後に体重が約10キロ増加。身長も5、6センチ伸びてたくましさが増した。前回覇者で世代最高峰のプレミアリーグEAST2位の強豪をタフさで上回った。2年前に先輩が同じ相手を破った際はスタンド応援。この舞台を目指して努力し、ヒーローになった。「気持ちいい年越しになる。いろいろ応援してくれる人もいるので最高っすね。優勝目指してやっていきたいです」と宣言した。【佐藤成】