<全国高校サッカー選手権:聖和学園3-1徳島市立>◇31日◇2回戦◇U等々力聖和学園(宮城)が徳島市立に3-1で競り勝ち…

<全国高校サッカー選手権:聖和学園3-1徳島市立>◇31日◇2回戦◇U等々力

聖和学園(宮城)が徳島市立に3-1で競り勝ち、3回戦進出を果たした。

前半24分にCKを起点にDF川上壱也(3年)が頭で折り返したボールをMF後藤怜皇(れお、3年)が押し込み先制した。同34分に失点し、1-1の同点とされた。

しかしエースFW布施唯斗(3年)が後半14分、勝ち越し点を挙げた。MF野々宮蒼(そう、3年)からのロングフィードを頭で合わせ、GKの頭上を抜くボールでゴールへ送り込んだ。

後半33分にはMF小杉唯斗(3年)のパスを受けたMF塩田凌央(りおう、3年)が巧みなタッチで相手選手のタックルを外し長柄右足でゴール。勝負を決める3点目となった。

異例の繰り上げ出場から全国2勝を挙げた。県大会優勝校の仙台育英がいじめ問題により大会を辞退した。聖和学園も今夏に一部部員による飲酒喫煙問題が発覚していたが、対象生徒を除くメンバーで準優勝していた。

初戦で那覇西(沖縄)に3-0と快勝し、この日は国立開幕戦で早実に圧勝した徳島市立ものみ込んだ。2試合連続の3ゴール。ドリブルを武器として技巧派集団が勢い付いてきた。