<全国高校サッカー選手権:広島皆実1-3水口>◇31日◇2回戦◇ニッパツ29大会ぶり出場の滋賀県古豪、水口(みなくち)が…
<全国高校サッカー選手権:広島皆実1-3水口>◇31日◇2回戦◇ニッパツ
29大会ぶり出場の滋賀県古豪、水口(みなくち)が46大会ぶりの2勝目を挙げた。
初戦で上田西(長野)に1-0で競り勝ち、前回96年度以来となる記録的なブランク勝利をつかんでいたが、続く2回戦でも広島皆実に勝利。前半の2得点と後半の1点を守り、同校にとって節目の出場10度目となった1979年(昭54)度(ベスト8)以来の2勝となった。
その前回は2勝目はPK戦で、前身の甲賀時代も含めた過去3度の2勝のうち1勝は「引き分け・抽選」が2回と「PK」が1回。規定時間内の2連勝は、同校にとって初だった。
過去最高成績は3度のベスト8だが、出場校数が増えた現在は1回戦登場の場合「もう1勝」が必要。年明けを果たし、夏王者の神村学園(鹿児島)との3回戦に挑む。
主将のMF梅田旬(3年)は「29年ぶりの勝利もうれしかったけど、今日も勝てて良かった。次は神村学園さんですけど、関係なく自分たちらしいサッカーをして、勝ちに行きます」と勢いに乗っていた。【木下淳】