大相撲の幕内・琴勝峰(佐渡ケ嶽)が31日、千葉・松戸市の部屋で行われた朝稽古で、年内最後の稽古を行った。部屋の大関・琴…
大相撲の幕内・琴勝峰(佐渡ケ嶽)が31日、千葉・松戸市の部屋で行われた朝稽古で、年内最後の稽古を行った。部屋の大関・琴桜、弟の十両・琴栄峰を相手に計7番取って5勝2敗。191センチ、173キロの体格を生かした前に圧力をかける内容が光った。「圧力をかけていく意識でやっているが、土俵際はまだまだ全然甘い」と話した。
7月の名古屋場所では13勝を挙げて初優勝を果たした1年に「いい経験ができたかなと思う。(優勝した後は)やっぱり巡業でも周りの反応が違った」と振り返った。一方で2025年の勝ち越しは春場所と名古屋場所の2度だけで「優勝した以外の場所が全然ダメだった」と語った。
「来年は三役を狙っていきたい」と目標を宣言。初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)へ向けては「しっかり新年でいい出だしができるように、いい結果を残したい」と意気込んだ。