<全国高校サッカー選手権:前橋育英1-2神戸弘陵>◇31日◇2回戦◇浦和駒場前回王者の前橋育英(群馬)が、まさかの初戦で…

<全国高校サッカー選手権:前橋育英1-2神戸弘陵>◇31日◇2回戦◇浦和駒場

前回王者の前橋育英(群馬)が、まさかの初戦で姿を消した。2大会ぶり13度目出場の神戸弘陵学園(兵庫)1-2で敗れ、2回戦敗退の衝撃が走った。

山田監督は「完敗ですよね」と敗北を認めた。

0-0の前半15分、セットプレーのチャンスのこぼれ球を押し込まれて先制を許すと、同40分に右サイドから進入を許して2失点目を喫した。

前回大会も活躍したドリブラーのMF白井誠也(3年)らがチャンスをつくるも得点には結びつかず、なかなかゴールをこじ開けられない。後半31分に途中出場のFW関蒼葉(2年)がファーストプレーでゴール前の混戦を制して1点返した。しかし反撃はここまで。

終盤に猛攻を仕掛けるも、追いつくことはできず、連覇の夢はついえた。

山田監督は「もう不安は結構いっぱいあって、どうしても連覇、連覇っていう話になって。で、そういう感じの雰囲気がものすごく感じてて、あそこを我々監督、コーチの方でコントロールできなかったっていうのが1番大きいかなとは思いますけどね」と敗因を口にした。

前橋育英は、2大会前も2回戦で神戸弘陵と対戦し、0-2で敗れていた。