バスケットボールB1リーグ・京都ハンナリーズ広報によるコラム「マンスリーハンナリーズ」。クラブ内の異動に伴い、今回から…
バスケットボールB1リーグ・京都ハンナリーズ広報によるコラム「マンスリーハンナリーズ」。クラブ内の異動に伴い、今回から元お笑いタレントの経歴を持つ笠川真一朗広報(31)が登場。選手の休日の過ごし方について触れた。
スポーツ報知読者の皆さま、初めまして。ハンナリーズのトップチーム広報・笠川と申します。私自身の愛読紙で、クラブの魅力を発信できることを心よりうれしく思います。どうぞよろしくお願いします。
今回は私から見た「プロバスケ選手の普段の姿」をお伝えします。選手たちは日々激しい練習に励む中、ありふれた日常生活を大切にしています。今回紹介するのはポイントガードの渋田怜音選手(27)です。
私と彼は共通の趣味が多く、時間が合えば京都の街に出かけます。洋服を見に行き、純喫茶でナポリタンを食べてコーヒーを飲み、銭湯で心身を整える。これが“鉄板”のコースです。
私は当初「スポーツ選手は派手な休日を過ごしている」と思っていましたが、意外と普通の休日を過ごしているのです。様々な重圧の中でプレーすることは、容易な仕事ではありません。先日、渋田選手から「オンとオフのメリハリは大切。気の知れた友達とボーッと過ごすことで自分を保つことができる。いつもありがとう」と熱々のサウナで感謝されました。
そんな彼もコート上では大暴れ。身長176センチとBリーグの中では小柄な選手ですが、200センチを超える外国人選手が立ちはだかるゴール下にも果敢にアタック。このギャップが気になる方は是非、ホームゲームにお越しください。試合が終わる頃には、必ず渋田選手のファンになっているはずです!
2026年もハンナリーズをよろしくお願いします。皆さま、よいお年をお迎えください。(京都ハンナリーズ広報部・笠川真一朗)
◆笠川 真一朗(かさかわ・しんいちろう)1994年3月9日、奈良県生まれ。31歳。龍谷大平安高時代は野球部記録員として2011年夏の甲子園ベンチ入り。立正大でも野球部マネジャー。卒業後、百貨店勤務から転身し、お笑いコンビ「豚骨ホームラン」で活動。引退後、22年5月より現職。