リーグ制覇の一方で…悔しいシーズンになった選手は 2025年のセ・リーグを制した阪神は、投打がかみ合い両リーグ史上最速と…

リーグ制覇の一方で…悔しいシーズンになった選手は

 2025年のセ・リーグを制した阪神は、投打がかみ合い両リーグ史上最速となる9月7日に優勝を決めた。タイトルを獲得する選手も多くいた中、悔しいシーズンとなった選手も。2026年の日本一に向け、復活に期待がかかる選手を紹介する。

 2年前の日本一に「恐怖の8番打者」として貢献も、以降は試合数を減らしているのが木浪聖也内野手だ。2025年は72試合で打率.193に終わり、遊撃のポジションでは小幡竜平内野手に倍近い出場数を譲ることになった。

 かつては内野のレギュラーを担い、糸原健斗内野手は、2025年は主に代打で61試合に出場し、打率.203、4打点でともにキャリアワーストの数字だった。33歳で迎えるシーズンは、再び存在感を示したい。

 怪我もあってプロ入り後最少の1試合登板にとどまった34歳の西勇輝投手は、来季が4年契約の最終年。長年ローテーションを支えた功労者は、復活を果たすことはできるか。

 2023年に日本一を経験した近本光司外野手、大山悠輔内野手、佐藤輝明内野手、中野拓夢内野手らレギュラーメンバーは盤石。悔しい思いをしたベテラン・中堅勢が再びピースとして噛み合えば、日本一奪還への道筋は見えてくる。(Full-Count編集部)