ドミニカ共和国代表監督を務めるプホルスが“日本式”に言及 2026年に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック…
ドミニカ共和国代表監督を務めるプホルスが“日本式”に言及
2026年に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のドミニカ共和国代表監督を務めるアルバート・プホルス監督がドミニカ共和国スポーツ局「ESPNドミニカ共和」のインタビューに応じ「ネルソン・クルーズGMとともにWBC前にキャンプを実施する権限を与え、ルール化すべきだとロブ・マンフレッドコミッショナーに指摘した」と言及した、とフアン・アルトゥーロ・レシオ記者が報じている。
同記者は、プホルス監督が「日本は1年を通して代表活動をしており、その結果他チームと比べて優位に立つことができている」と指摘したと報じている。NPBは2リーグでシーズンを戦っているが、その結果として代表選手の活動が“担保”されているという指摘だった。一方でMLBは基本的に球団が派遣の権限を握っているのが現状だ。
このことについてファンはSNSなどで「MLB所属の少ないチームは早くから始動できるから利点になる」「彼は正しい」「日本は常にスター選手を代表チームでお披露目している」「言い訳は必要ない。彼らは米国や日本を超える最も才能溢れたチームだから、受け入れるべきだ」「同感」「MLBはNPBに指示できないからな」などの反応を見せている。
プホルス監督はカージナルス、エンゼルスなどで通算3384安打、703本塁打、2218打点をマーク。3度のMVP、2度のワールドシリーズ制覇、11度のオールスター戦選出と輝かしいキャリアを築き、2022年限りで現役引退した。米国野球殿堂入りも確実視され、2006年の第1回大会にはドミニカ共和国代表として出場している。
ドミニカ共和国代表は2013年の第3回大会で初優勝。しかし、2017年の第4回大会は2次ラウンドで敗退し、前回2023年の第5回大会は1次ラウンド3位で準々決勝にも進むことができなかったが、今回は“3995億円軍団”(25億5400万ドル)が目をギラつかせている。(Full-Count編集部)