愛知県内を中心に来秋開催されるアジア競技大会で、県口論義(こうろぎ)運動公園(日進市)がクリケット競技の会場になること…
愛知県内を中心に来秋開催されるアジア競技大会で、県口論義(こうろぎ)運動公園(日進市)がクリケット競技の会場になることから、同市立日進北中学校では、体育の授業でクリケットに取り組んでいる。
「ボールは両手を合わせてキャッチして」「投球はひじを伸ばして反動をつかって投げて」
11、12日、元日本代表の2人を講師に招き、1年生を対象に初めての授業があった。クリケットのルールや基本動作などを学び、計7時間の授業でミニゲームができるようにする。
市教育委員会が、アジア競技大会をきっかけにクリケットへの理解を深めるとともに、市民への普及を図るのが目的で授業に取り入れた。
初めて競技に挑戦した久松莉緒さんは「野球よりもボールは打ちやすかった。ルールは難しいけど楽しいので、アジア競技大会も見に行きたい」と話した。
野球の原型といわれるクリケットは、英国や豪州を中心に人気があるが、日本の競技人口は5800人余りと多くない。直径約120メートルの芝生のグラウンドで競技をするため、県は口論義運動公園の野球場3面を活用して整備を進めている。(松永佳伸)