12月28日で今年の中央競馬の全日程が終了した。そこで今年の式別の最高配当を見ていこう。 単勝は4月12日の福島5R…

 12月28日で今年の中央競馬の全日程が終了した。そこで今年の式別の最高配当を見ていこう。

 単勝は4月12日の福島5R・3歳未勝利だ。16頭立て16番人気のベラトールが中団後ろからロスなく運んで、技ありの差し切り。3万4740円の超高配当となった。この勝利は水沼元輝騎手にとって今年唯一となる平地での勝利でもあった。

 複勝と馬連は10月19日の新潟3R・3歳上1勝クラスだった。下級条件の芝1200mらしい乱戦となり、1着が12番人気のインフローレ。そして2着に単勝427.6倍でブービー人気のコムーネが突っ込み、馬連は31万7570円の高配当に。また、コムーネの複勝は8880円で、これが25年の最高配当となった。

 枠連は5月18日の新潟12R・3歳上1勝クラス。14番人気の6枠10番バンブトンプロが勝ち、6番人気の同枠11番ミライハーモニーが2着。枠連は6-6のゾロ目で4万3770円をつけた。ちなみに馬連は4万290円だったので、枠連の方が3480円も得だった。ここまでの3レースは偶然にも全て関東ローカルとなっている。

 馬単と3連複と3連単は同じレースだった。10月5日の東京9R・tvk賞は1着が16番人気のジュドー、2着が11番人気のメイケイバートン、3着が9番人気のタイセイカレントという決着に。馬単は60万2270円、3連複は146万2800円、そして3連単は1148万3780円の8桁配当だった。

 WIN5では史上最高配当記録が出た。10月19日に10→14→1→9→2番人気の順で決着。配当は5億6252万1610円となり、2021年3月14日に記録した歴代1位を約800万円上回った。今年は的中なしが2回、的中1票が3回と波乱が多い年になった。

 最後にGIで最も高配当となったレースを紹介しよう。3連単の最高配当はNHKマイルC。9番人気のパンジャタワー→3番人気のマジックサンズ→12番人気のチェルビアットで決まり、3連単は150万5950円をつけた。ちなみに3連単の100万円超えは2レース。残りはスプリンターズSの130万1150円だった。