米データサイト「ファングラス」が予想 ドジャースの佐々木朗希投手は、2026年シーズンに覚醒を果たすことになるのか。米デ…

米データサイト「ファングラス」が予想

 ドジャースの佐々木朗希投手は、2026年シーズンに覚醒を果たすことになるのか。米データサイト「ファングラフス」が早くも来季の成績予測を公開。メジャー1年目は1勝に終わった24歳に対し、勝ち星が大幅に上積みされるという驚きの予測が弾き出された。

 1年目は高い期待を受けてメジャーに渡った。約1年前に「ファングラフス」が予測システム「Steamer」が算出した数字では、23試合で10勝6敗、139イニングを投げ、防御率3.30という数字だった。奪三振率11.61と、日本で圧倒的な投球を見せた佐々木に対する期待は大きかった。

 だが、開幕から思うようにはいかなかった。東京ドームでのメジャー初登板は、3回3奪三振、被安打1ながら5四球と制球に苦しみ、1失点で降板。5月にメジャー初勝利を挙げたものの、右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入り。9月に中継ぎとして復帰し、1年目は10登板で1勝1敗、防御率4.46だった。奪三振率6.94、与四球率5.45とは日本時代と比べて悪化。だが、ポストシーズンでは抑えとして好投を見せるなど、飛躍の可能性は感じさせた。

 2026年の成績予想として「Steamer」が算出した数字では、8勝8敗、防御率4.21という成績で、135回を投げると想定されている。奪三振率は8.51だった。今季の事前予想と比べると少し控え目になったものの、依然として佐々木への期待を感じさせる数値だった。1年目の悔しさを糧に、ドジャーススタジアムのマウンドで再び100マイル超の衝撃を刻めるか、その飛躍に目が離せない。(Full-Count編集部)