タイガー・ウッズが12月30日に50歳の誕生日を迎えた。ゴルフ界の歴史的スーパースターは1975年に父・アールさん、タ…
タイガー・ウッズが12月30日に50歳の誕生日を迎えた。ゴルフ界の歴史的スーパースターは1975年に父・アールさん、タイ人の母・クルチダさんの間に生まれ、幼少期からゴルフの才能を発揮した。PGAツアー通算82勝(メジャー15勝)を挙げ、いよいよシニアツアー入りも可能に。10歳、20歳、30歳、40歳当時の様子を振り返った。
10歳/世界ジュニアの優勝常連選手に
ウッズは1歳でゴルフを始め、3歳で米海軍のゴルフ場でハーフ「48」を記録したという。1984年「世界ジュニア」の9~10歳の部を制したのは8歳の時。その年には「80」切りを達成した。10歳だった86年は10歳以下のクラスで2位だったが、キャリアで大会6勝を遂げた。同年4月の「マスターズ」ではジャック・ニクラスがグレッグ・ノーマン(オーストラリア)を破って優勝。史上最多の通算6勝目を今も残る大会最年長勝利(46歳2カ月23日)で飾った。
20歳/プロ転向から米ツアーでいきなり2勝
スタンフォード大時代の1996年、アマチュア最高峰タイトルの「全米アマチュア選手権」で3連覇を達成。同年8月にプロ転向し5試合目の「ラスベガス招待」で初優勝、さらに「ディズニー・オールズモビル・クラシック」も勝って新人賞に輝いた。同年の賞金王は「全英オープン」で優勝したトム・レーマン。ウッズは同大会でローアマチュアを獲得していた。翌97年4月の「マスターズ」で2位に12打差をつけてメジャー初優勝。21歳3カ月14日の最年少記録は今もさん然と輝く。
30歳/父の死、年間8勝で“最後”の賞金王に
がんとの長い闘病生活の末、父・アールさんが2006年5月3日に亡くなった。ウッズは7月にロイヤルリバプールで行われた「全英オープン」で優勝し、18番グリーンでキャディのスティーブ・ウィリアムズさんの胸に顔をうずめて号泣。8月の「全米プロ」も制した。父の看病のため2カ月ほど戦列を離れ、出場は15試合にとどまりながら年間8勝をマークして賞金王に輝いた。PGAツアーは翌2007年に現行のフェデックスカップがスタートし、年間タイトルはポイントレースに移行した。
40歳/腰痛により長期離脱
腰の故障により2015年8月の「ウィンダム選手権」を最後に戦線離脱し、41歳になる直前の翌16年12月のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」で復帰した。40歳で出場したPGAツアーの公式戦はゼロだった。17年には飲酒または薬物運転の容疑で逮捕されるなど、度重なるトラブルとけがを乗り越え、18年「ツアー選手権」で5年ぶりに優勝。19年の「マスターズ」、日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を制して、82勝の最多優勝記録を持つサム・スニードに並んだ。24年7月の「全英オープン」を最後に再び長いブランクに入り、カムバックが待たれる。