DeNA石田裕太郎投手(23)が次世代に夢をつなぐ。今季は先発・中継ぎで21試合に登板し、3勝5敗、防御率3・57。「も…

DeNA石田裕太郎投手(23)が次世代に夢をつなぐ。今季は先発・中継ぎで21試合に登板し、3勝5敗、防御率3・57。「もう一皮むけてベイスターズを優勝させたい」と、覚悟を胸に26年シーズンへ挑む。

憧れる立場から、子どもたちに憧れられる存在へ。横浜市出身で、幼少期からベイスターズの大ファン。“選手とファンの二刀流”は「夢を与えられる企画があれば、積極的に手を挙げたい」と誓う。例として、山崎康晃投手(33)の「JUMP WITH MY DREAMS YOKOHAMA!山﨑康晃グローブプレゼント」に言及。「すごくファンを大切にされている。今だったらグローブプレゼント企画だったり。小さい頃から、野球以外のところでも貢献されているのを見て『かっこいい。こういうプロ野球選手になりたいな』とずっと思っていた」と笑顔を見せる。

次は自分の番-。「ファンの子どもたちと、試合後にハマスタで一緒にキャッチボールをやったり…」と新たな企画に思いを巡らせる。「子どもたちに『プロ野球選手いいな』とか、いい影響を与えるという意味で、僕も積極的にヤス(山崎)さんをまねてやってます」。かつて自分が憧れた存在のように、背番号「54」が夢を届けていく。