<全国高校ラグビー大会:大分東明26(抽選)26中部大春日丘>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場前回大会ベスト8のノ…

<全国高校ラグビー大会:大分東明26(抽選)26中部大春日丘>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

前回大会ベスト8のノーシード大分東明が、2大会連続で抽選による2回戦突破を果たした。同じ2回戦、同じスコアという珍しい結果となった。

大分東明が、26-19の7点リードで迎えた後半終了間際、ラインアウトからそのまま中部大春日丘(愛知第1)にトライを奪われ、その後のコンバージョンキックも決められ、26-26。ノーサイドの笛が鳴り、引き分けとなった。

1年前はBシードで臨み、同じ2回戦で高鍋(宮崎)と対戦。今回とは違い、大分東明が26-26の同点に追いつき、抽選に持ち込んでいた。

1年前は出場していなかった、プロップ勝俣肇(2年)は「(最後の失点場面は)自分のミスで同点になってしまった。抽選になった責任を感じる」と、涙ぐんで取材に応じていたが、その後は抽選で3回戦進出が決まった。

勝俣は「次は頭を冷静にやりたい」と、さらなる奮起を誓った。本来はリザーブだったが、レギュラーの鶴田栄士(3年)がけがで初戦から出場できず、先輩の名前「栄士」を左手首のテーピングに記し、試合に先発していた。

3回戦では東海大大阪仰星(大阪第1)と、ベスト8を懸けて対戦する。