プロボクシング元世界4階級制覇王者で現WBA世界バンタム級9位の井岡一翔(36=志成)が30日、都内でバンタム級転向初戦…

プロボクシング元世界4階級制覇王者で現WBA世界バンタム級9位の井岡一翔(36=志成)が30日、都内でバンタム級転向初戦の前日計量に臨み53・5キロのリミットでクリアした。31日に東京・大田区総合体育館で同級11位マイケル・オルドスゴイッティ(24=ベネズエラ)とのWBA世界同級挑戦者決定戦を控える。

日本人初の5階級制覇を目指す井岡にとって、今回がバンタム級初戦になる。同じように27日にサウジアラビアでスーパーバンタム級転向初戦に臨んだ、3階級制覇王者でWBA、WBC、WBO同級1位の中谷潤人(27=M・T)は、判定勝利を収めたもののWBC同級10位のセバスチャン・エルナンデス(25=メキシコ)の打ち合いに巻き込まれて大苦戦。「階級の壁」に苦しんだように見えた。

この試合について井岡は「階級を上げてパワーやフィジカルできつい展開になった面もあるとは思いますが、相手のスタイルや戦略、さらに研究されて距離をつぶされ接近戦が続き、なかなか止めることができなかった。階級以前に戦い方としてきつい展開だった」と分析した。その上で「僕自身も階級を上げて4階級をやってきた、明日、初めてバンタム級初戦を迎えますが、あの(中谷の)試合を見て1階級を上げるのは難しいとは感じなかった」と語った。【首藤正徳】