元ヤクルトの宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」で、来秋ドラフト1位候補の…
元ヤクルトの宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」で、来秋ドラフト1位候補の仙台大・佐藤幻瑛投手(3年=柏木農)の米大学編入に言及した。
宮本氏は最速159キロ右腕・佐藤の投球に「角度がある。落ちるボールもあって、可能性は大いにある選手」と評した。
今回の佐藤に限らず、高校通算140本塁打を放った佐々木麟太郎内野手(20)は花巻東を卒業後、米スタンフォード大へ入学。昨年は森井翔太郎投手兼内野手(19=アスレチックス傘下)が、桐朋(東京)からアメリカへ渡った。
アマチュア球界からNPBを経由せずに米国に挑戦するケースが増えており、宮本氏は原因のひとつに契約金をあげた。「日本のプロ野球は30年前から契約金が変わっていない。入る前から大きく渡さなくていいとは言うんですけど、そこはもうちょっと考えてもいいと思う。ドラフト1位と、マイナー契約で1億日本の方が少ないですからね。日本球界も考えないといけない」と課題を指摘した。制度の整備を求め「行かせないようにではなく、日本でやってから行った方がいいなと思えるような制度を」と期待した。