◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月30日、栗東トレセン ケイアイセナ(牡6歳、…
◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月30日、栗東トレセン
ケイアイセナ(牡6歳、栗東・平田修厩舎、父ディープインパクト)は坂路を軽やかな脚取りで駆け上がった。爪の不安で休養期間は長くなったが、帰厩後の調整は順調。平田調教師は「今は元気いっぱい。数も使っていないし、体調は良さそう」と笑みを浮かべた。
夏の北海道シリーズでは、函館で巴賞(芝1800メートル)を1分44秒8(良)のコースレコードV。続く札幌記念で重賞に初挑戦し、勝ち馬と小差の4着に入った。2番手から直線は早め先頭で粘り、見せ場十分の内容。着実に力をつけている。「夏の北海道2戦もいい競馬でしたし、充実期という感じ。スピードがあって、先行力もある。舞台も合うと考えていますよ」と指揮官は初タイトルを期待した。