巨人、ヤクルトでプレーした北村拓己がインスタグラムで引退を報告 ヤクルトを今季限りで戦力外となった北村拓己内野手が30日…

巨人、ヤクルトでプレーした北村拓己がインスタグラムで引退を報告

 ヤクルトを今季限りで戦力外となった北村拓己内野手が30日、自身のインスタグラムを更新し「引退します」と8年間のプロ野球生活に別れを告げることを報告した。

「常に野球のことを考えながら生きてました。引退することを決めた時、そういった思いが頭から消えてどこかすっきりした気持ちになり、もう練習しなくていいんだって、ちょっと嬉しさを感じました。それくらい野球に真剣だったし本気だったってことを改めて感じました」と心境を明かした。

 オイシックスからオファーがあり悩み抜いたそうで「現役を続けるという選択肢もありましたが、密着をして頂いてる中で何度も自分と向き合った結果、小さな頃から憧れだったプロ野球で終わりたいという気持ちになり引退を決意しました。直接会ってお話も聞かせて頂いたのですが、本当に選手思いなとても素敵な球団でした。また、巨人からもフロントのお話を頂き、一度球団を出た自分をずっと気にかけてくださったこと。本当に感謝しています。沢山考えて出した自分の答えに後悔はありません」とした。

 北村は2017年ドラフト4位で亜大から巨人に入団。2023年オフの現役ドラフトでヤクルトに移籍した。今季はプロ入り後最多の62試合に出場するも、打率.190、3本塁打、7打点にとどまり10月24日に戦力外通告を受けていた。今後については「これからは家族の時間も大切に子ども達の成長を近くで見守っていきたいと思います」と綴った。12月上旬にはインスタグラムで第3子誕生を報告している。

 30歳の決断に、ファンからは「引退は悲しいですが、第二の人生応援します」「まだまだやれると思いますが、ご自身の決断を尊重します」「可愛いお子さま、素敵な奥様と共にこれから新たな人生を楽しめるよう、応援させてください」「正直まだ早いと思っていました。めちゃくちゃ寂しいです。ですが、家族との時間を大切にしようと決めた北村さんをこれからも応援します!」「守備にバッティングに、そして野手登板にワクワクしました」「ヤクルトに来てくれて活躍してくれてありがとう」「これからの人生は沢山家族との時間充実させてね」と感謝とエールが続々届いた。(Full-Count編集部)