◆第64回京都金杯・G3(1月4日、京都競馬場・芝1600メートル)=12月30日、栗東トレセン 関越S12着のクルゼイ…

◆第64回京都金杯・G3(1月4日、京都競馬場・芝1600メートル)=12月30日、栗東トレセン

 関越S12着のクルゼイロドスル(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎、父ファインニードル)は坂路を63秒1―15秒3でサッと駆け上がった。約5か月ぶりの復帰戦となるが、高橋忠調教師は「しっかりリフレッシュしていい具合にきていると思います」とうなずいた。

 24日の1週前追い切りは新たにコンビを組む武豊騎手が騎乗し、栗東・CWコースで6ハロン78秒1―11秒8をマーク。「競馬では折り合いに不安はありませんが、調教で引っかかるところを見てほしくて乗ってもらいました。(武)豊さんにも『すごくいい馬』と褒めてもらいました」。鞍上も能力を感じ取っている。

 今回は6戦ぶりのマイル戦。全4勝中3勝を挙げる得意距離で重賞初制覇を狙う。「今まで乗ってくれたジョッキーは、短い距離の方が能力をしっかり発揮できるのでは、と。もともと、マイルで頑張っていた馬ですからね」とトレーナーは巻き返しに力を込めた。