TBSは30日までに「プロ野球戦力外通告 2025」を放送。今オフヤクルトから戦力外通告を受けた山本大貴投手(30)はク…
TBSは30日までに「プロ野球戦力外通告 2025」を放送。今オフヤクルトから戦力外通告を受けた山本大貴投手(30)はクラブチームへの入団を決めた。台湾プロ野球からオファーがあったが「プロとしての野球人生は終えようかな。悔いはない」と国内に残る決断に至った。
昨季は44試合に登板し、防御率1・42とチームに貢献した。今季は17試合に登板し防御率5・17も、後半戦は調子が良かったと話す山本だったが、9月に戦力外通告を受けた。「変化球は今の方が全然いい。今年の後半は戻ってきていた」と手応えを感じていた直後の通告。「めちゃくちゃ悔しかった。僕も率直に何で? って思った。理由を聞けるわけではない」と納得できなかった。球団からは「ありがとう」と言葉があったが「別に感謝なんかいらない。余計悔しくなった。絶対に見返す」と強い思いで、12球団合同トライアウトに向け準備を進めた。
11月に行われたトライアウトでは打者3人と対戦し、1安打2奪三振の投球でマウンドを降りた。終了後、山本の投球を評価し台湾プロ野球からオファーがあったが、待遇面や家族の生活を考慮し国内に残る道を選択した。