社会人女子硬式野球チーム「はつかいちサンブレイズ」の代表らが、2025年シーズンでの優勝報告のため、女子野球タウン構想…
社会人女子硬式野球チーム「はつかいちサンブレイズ」の代表らが、2025年シーズンでの優勝報告のため、女子野球タウン構想に取り組む広島県廿日市市の松本太郎市長を12月17日に表敬訪問した。
サンブレイズは今年、中四国連盟のルビー・リーグで優勝を果たし、11月の第11回西日本大会(廿日市ラウンド)でも優勝。8月の第20回全日本女子硬式クラブ野球選手権ではチーム史上最高の3位に入賞した。峠元(たおもと)真依・球団代表(29)は「この結果は市や地域のみなさんに応援して頂いた成果です」と述べた。
選手は引退や退団で9人が抜けるが、7人が新加入し、来季は総勢21人でスタート。岩谷美里監督(34)は「チームが若返るので、今年以上の結果が出せるのではと期待している」と語った。
チームの柱として2年間バッテリーを組んだ坂東瑞紀投手(31)と村松珠希捕手(28)は、今季での引退を報告した。村松さんは総合コーチとして、坂東さんは球団のカフェや農業の運営のまとめ役として、今後もチームを支える。
松本市長は「スポーツを核にしたまちづくりの芯にあるのが女子野球。サンブレイズが強くなるにつれ、まちが明るくなったと言ってくれる市民の反応がうれしい。チームは私たちの宝だと思っている」と述べた。(編集委員・副島英樹)