<2025年パ・リーグ編>年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた…
<2025年パ・リーグ編>
年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で、2025年を振り返ります。第2回はパ・リーグからの言葉です。
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岸田護監督「執念を見せてくれました。ほんまによくやってくれた。(ウイニングボールは)監督室に飾ります」
(3月28日、楽天戦の9回に若月がサヨナラ打。開幕戦サヨナラ勝ちで監督1勝目は球団初だった=村松万里子)
平野佳寿「僕を辛抱強く使ってくれた監督、コーチのおかげでもありますし、サポートしてくれる方もいて僕1人の力ではできないと思うので、皆さんにありがとうございますと言いたい」
(4月3日、ロッテ戦でNPB通算250セーブ。41歳0カ月での達成は史上最年長記録だった=村松万里子)
森友哉「1日、大翔(ひろと)のことを考えるだけでずっと泣きそうやった。今日は絶対に、自分がお立ち台に立つと強い気持ちで臨みました。自分の打てないとか、どこか痛いとかは大翔に比べたら屁(へ)でもない」
(6月15日、巨人戦で、大阪桐蔭野球部の同期でステージ4の希少がんを患う福森大翔さんが特別始球式に登板。V打を含む2安打で有言実行のお立ち台。涙がこぼれた=村松万里子)