<2025年パ・リーグ編>年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた…
<2025年パ・リーグ編>
年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で、2025年を振り返ります。第2回はパ・リーグからの言葉です。
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小久保裕紀監督「もう来年のことを考えています。監督を辞める時に初めて全て解放される。終わりはないです」
(11月1日、5年ぶりの日本一を決め、テレビ取材など全ての仕事が終わった直後に心境を問われ=只松憲)
周東佑京「周りが思っているほど別に悪くはないですし、勝敗はつきものなので。だって、まだ開幕7試合ですよ? 3連勝する日もあれば、3連敗する時もあります。1試合、1試合に一喜一憂してたら死にます。疲れすぎて」
(4月5日、開幕7試合を1勝6敗。選手会長はナインの思いを代弁=佐藤究)
中村晃「父親は僕が野球をしている姿を見るのが楽しみだからと言っていたので、帰ってきました」
(闘病中の父を見舞うため7月31日の日本ハム戦を急きょ欠場。遠征先の北海道から埼玉の病院に駆けつけたが、その日のうちに福岡へ戻った。父は日本一を見届け11月8日に永眠=佐竹英治)